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青森県在住。毎週日曜日17時から、FMアップルウェーブ発の番組の一員として参加。音楽・ラジオ好きによる"日々の音"やメディアの話

ライブ参戦、ラジオ特集…RHYMESTERを浴びて放つ2日間でした

この土日は結成30周年、ジャパニーズヒップホップを牽引するRHYMESTERの歴史を辿る2日間でした。

 

土曜は【KING OF STAGE VOL. 14 47都道府県TOUR 2019】@秋田Club SWINDLEに参加。ツアーは盛岡に次いで2度目でしたが、盛り上がり具合は盛岡以上、いや人間交差点等フェスを含め10回以上は観ている自分からして過去最高だったのではないかと。

『今日の新しい仕掛け』(リンク先より)は、過去に今回のツアーに参加した者に新鮮な驚きを与え、そしてRHYMESTER側もその仕掛けを施して一発目だからか緊張感が高く(宇多丸さんがしきりにセットリスト確認したのはまさにその象徴かと)、エンジンがかかった瞬間そのスリリングさが熱気となりこれまで以上に爆発的に会場を覆ったのは間違いありません。本編最後にあの曲を持ってきた時のこれまで以上のハマりっぷりも含め、とにかく最高の一夜に。そしてライブハウスで本番中、具合悪くないのに座ったのは初めてでした(今週中にアップされるであろうMummy-Dさんのブログで真相が明らかになるはず)。

RHYMESTERは出待ちの丁寧さで有名ですが、時間がないので集合写真だけとのアナウンスにもかかわらず一人ひとりと丁寧に応対してくださる姿は理想の大人像だよなあと実感。そして。

翌30日生放送のラジオ、RHYMESTER特集について伝えることが出来ました。コミュニティFMにつきタイムフリー聴取出来ないため、放送開始時間に青森Quarter公演がはじまるRHYMESTERのみなさんにはチェックいただけないのですが、しかし一方的且つ勝手ながらも伝えられたことが本当に嬉しく(1分くらい宇多丸さんを独占してしまい他のファンの方に申し訳なく思っています)、終わってからは身体が緊張でガタガタしっぱなしでした。

 

翌6月30日日曜、FMアップルウェーブ『わがままWAVE It's Cool!』はこのような選曲となりました。

【結成30周年記念 RHYMESTER特集】

01.  B-BOYイズム (1998)

02. キング オブ ステージ (Re-Recording) (2007) (特集前半オープニングBGMとして)

03. ONCE AGAIN (2009)

04. そしてまた歌い出す (2011)

05. The Choice Is Yours (2012)

06. 人間交差点 (2015) (特集後半オープニングBGMとして)

07. 予定は未定で。 (2019)

08. 本能 (2018)

09. After 6 (2018)

10. 待ってろ今から本気出す (2019)

※ ミュージックビデオ等は公式のみ掲載。

最近の新曲や定番曲をお送りすると共に、個人的な思いを込めた選曲に。ファン歴が10年強のため(それこそ宇多丸さんのラジオ番組『ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル』(2007-2018 通称『タマフル』)や『小島慶子 キラ☆キラ』(2009-2012 共にTBSラジオ)を機にファンに。元来RHYMESTERを知ったのはたしか『GROOVE LINE』(J-WAVE)で聴いた「肉体関係 part2 逆featuring クレイジーケンバンド」のはず)、「ONCE AGAIN」以降が選曲の主体となりました。

メンバー最年長である宇多丸さんの7歳年下、社会人として迷い続けこのままアラフォーになっていいのかよと自棄になる自分に先輩が提示した「ONCE AGAIN」が活きる力になったり、2011年3月13日のラジオ生放送の支えになったのは前日の『タマフル』冒頭での”人間ナメんな!”メッセージと「そしてまた歌い出す」だったり、大震災を経て強く社会を考えるようになった身には背中を押す(そして考えることを放棄しようとする者へは非難ではなく、自ら考えて動くことの重要性を提示する)「The Choice Is Yours」が刺さったり…と個人的な思いの強い曲を特集前半に。

そんなメッセージ性のある曲の一方で、真逆の(しかしながら曲に込められたメッセージは明確な)レゲエチューンが最新作として誕生したり、確固たる地位を築いた彼らだからこそのコラボレーションが生まれていることも伝えることが出来ました。時間の関係で割愛してしまったのですが、東北の夏祭りの熱気を男女のまぐわいに絡め、後にさらなるブレイクを果たすPUNPEEさんをいち早く起用した「SOMINSAI feat. PUNPEE」(2015)もかける予定だったことを書き記しておきます。特集の時間ラストはラジオの楽しさを伝えるべく、6時台頭に『アフター6ジャンクション』(TBSラジオ 月-金曜18時)のテーマ曲「After 6」をお送りして特集コーナー終了。そしてここまで全力で30年間活動してきたRHYMESTERの今年一発目が”まだ本気出してないのかよ!”と思わずツッコミたくなるような「待ってろ今から本気出す」で本編〆。ジャンルも曲のテーマも多様であること(そして、特に海外のヒップホップで未だ散見されるマチズモに対し、RHYMESTERが多様性を尊重する姿勢を「人間交差点」と同名のフェスで示していること)を提示し、RHYMESTERの芯の太さ、そして格好良さを少しでも多くの方が感じ取ってくださったならば嬉しいです。

 

 

とにかくRHYMESTERを浴びまくり、放ちまくった2日間でした。ツアーは東北地区が昨日で終了とのことですが、機会を見つけてまた何処かに参加したくなった次第です。いつか必ず。