イマオト - 今の音楽を追うブログ -

旧ブログ名:face it。音楽チャートアナライザーとして、ビルボードジャパンや米ビルボードのソングチャートなどを紹介します。

ニッポン放送が聴取率首位に立てない理由は、出演者からの信頼失墜にあることが証明されたように思う

自分のニッポン放送への疑念が正しかったことが昨日証明されたように思います。

過去に同局へレギュラー出演していた南海キャンディーズ山里亮太さんが、昨日の『たまむすび』(TBSラジオ 月-金曜13時)の冒頭でニッポン放送への思いを吐露していました。曰く、「スペシャルウィークの日だけ家にいさせてくれるっていう。”こんな危険な日に!うちの局にはきちゃいけません!”って。”スペシャルウィークの時だけ休んでください!”って」「足向けてしか寝てない」とのこと。半ばネタ化して言っていたのですが。

(上記ラジオクラウドは来週月曜まで聴取可能。同日までにラジオクラウドに加入しエピソードをダウンロードすれば、来週火曜以降も聴くことが出来ます。)

 

山里亮太さんはニッポン放送でレギュラー番組『南海キャンディーズ 山里亮太オールナイトニッポンR』(2006)および『南海キャンディーズ 山里亮太のヤンピース フライデースペシャル』(2006-2008)を担当していたのですが、自分が以前から疑問視していたニッポン放送の姿勢、”レギュラー番組がスペシャルウィーク(聴取率調査週間)の時だけ差し替えされる”件の犠牲になっていたのですね。そしておそらくは未だに根に持っているということが判りました。

 

それにしてもニッポン放送のこの姿勢、先月も行なわれていたわけで、10年以上はこれなのか…と。

TBSラジオは首都圏ラジオ局の聴取率において、2001年8月調査から長きに渡り首位の座に就いています。逆に言えばニッポン放送は少なくとも十数年間、レギュラー番組差し替えを常態化させてスペシャルウィークに挑みながらも終ぞTBSラジオには勝てずじまいということに。山里さんの発言からは、レギュラー番組差し替え行為が番組のファンのみならず、出演者の局に対する信頼も逸しているということがよく分かります。ゆえに、ニッポン放送が行うべきはその信頼回復であり、差し替えしないことが大前提なのです。