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ポスト・マローン「Circles」が首位到達、次週はグラミー賞ノミネート&アメリカン・ミュージック・アワード効果が出るか…11月30日付米ソングスチャートをチェック

ビルボードソングスチャート速報。現地時間の11月25日月曜に発表された、11月30日付最新ソングスチャート。通算3週首位を獲得したルイス・キャパルディ「Someone You Loved」が陥落、ポスト・マローン「Circles」が初のナンバーワンに輝きました。

ストリーミングは前週比2%アップの2340万(同指標5位)、ダウンロードは同7%ダウンの14000(同6位)、ラジオエアプレイは同3%アップの9110万(同3位)と各指標が堅調に推移し、ルイス・キャパルディ「Someone You Loved」を逆転しました。ポスト・マローンはこれで通算4曲目となる首位を獲得(トゥエニーワン・サヴェジをフィーチャーした「Rockstar」(2017)、タイ・ダラー・サインを招いた「Psycho」(2018)、スウェイ・リーとの「Sunflower (Spider-Man: Into the Spider-Verse)」(2019)に次ぐ)。「Rockstar」が初の首位を獲得した2017年10月28日付から現在に至るまでに4曲の首位を輩出したのはポスト・マローンのみとなり、2018年に3曲が1位を獲得したドレイクを逆転しました。「Circles」は2019年のチャートで13曲目の首位獲得となり、2011年以来のハイペースとなります。

リゾ「Good As Hell」がワンランクアップし自身2曲目となるトップ3入り、またマルーン5「Memories」も同様にワンランクアップし最高位となる4位に到達しています。共にラジオエアプレイが好調で、前者は前週比10%アップの9420万(同指標1位)、後者は同24%アップの5370万(同13位)に至っています。

ビリー・アイリッシュ「Everything I Wanted」が前週の74位から8位に急上昇、自身2曲目のトップ10入りを果たしました。この曲のリリースは11月13日水曜であり前週のチャートではデジタル2指標が2日間、ラジオエアプレイが5日間分の集計期間でしたが、今週は集計期間フルでカウントされたことでストリーミングは750万→2640万(同指標2位)、ダウンロードは10000→17000(同2位)と上昇。ラジオエアプレイは前週の数字が米ビルボードで表示されていないものの今週は490万を獲得しています(同指標50位未満)。

 

最新のトップ10はこちら。

[今週 (前週) 歌手名・曲名]

1位 (2位) ポスト・マローン「Circles」

2位 (1位) ルイス・キャパルディ「Someone You Loved」

3位 (4位) リゾ「Good As Hell」

4位 (5位) マルーン5「Memories」

5位 (8位) セレーナ・ゴメス「Lose You To Love Me」

6位 (3位) ショーン・メンデス & カミラ・カベロ「Señorita」

7位 (7位) クリス・ブラウン feat. ドレイク「No Guidance」

8位 (74位) ビリー・アイリッシュ「Everything I Wanted」

9位 (10位) ダン+シェイ & ジャスティン・ビーバー「10,000 Hours」

10位 (6位) リゾ「Truth Hurts

もうすぐトップ10。アリゾナ・ザーヴァス「Roxanne」が12位に上昇しています。

レコード会社未所属ながらTikTokで火が付き、米Spotifyデイリーチャートを制覇したこの曲、今週はビリー・アイリッシュを押さえてストリーミングで初の首位を獲得しました(前週比44%アップの2990万)。今月半ばにレコード会社と契約を結んだことで、ラジオエアプレイ等でもヒットするか注目です。

 

さて次週は、先週発表された来年開催のグラミー賞のノミネーション効果が集計期間フルに反映されるため対象作品に注目。また11月24日日曜に開催された【2019 アメリカン・ミュージック・アワード】の受賞結果も活きてきます。前者では最優秀アルバム賞を逃しながらも後者ではノミネートされた5部門全てを受賞したテイラー・スウィフトは、最新シングルでありショーン・メンデスの客演版も加わった「Lover」がどこまで上昇するでしょうか。なお「Lover」は今週ダウンロードが20000を獲得し同指標首位に、またストリーミングは前週比56%アップの1590万(同指標21位)、ラジオエアプレイは同6%アップの3520万(同25位)となり、総合では26→15位と上昇しています。

上記のスノードームを用いた動画は先週金曜に公開されたもの。クリスマスを意識したようなアプローチは2年前のエド・シーラン「Perfect」を思わせます。ちなみに「Perfect」は後にビヨンセを招いたバージョンも制作され、全米1位を獲得するに至っています。