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チャート愛好家。ビルボードジャパンや米ビルボードのソングスチャートなどを紹介します。

ビルボードジャパンソングスチャート、ラジオで語られた各指標の詳細が興味深い

昨日はビルボードジャパンソングスチャートへの改善案を提示しました。

同日夕方、TBSラジオ『ACTION』(月-金曜15時30分)にそのビルボードジャパン編集長の高嶋直子さんが登場し、昨年のヒット曲の傾向等を紹介していました。これが興味深い内容でしたのでメモ。

 

ビルボードジャパンソングスチャートを構成する8つの指標のうち、いくつかの上位5曲を紹介していました。まずはラジオエアプレイ指標。

ラジオエアプレイはオンエア回数に人口比率と聴取率を加味して弾き出されたものであり、アメリカと同じ手法だと語られていました。純粋なオンエア回数ではないというのは間違えやすく、あらためて気をつけねばと感じた次第。実際自分も当初誤って解釈していましたし、最近のビルボードジャパンの解析記事でも回数と表記したものがありました。なお、純粋な回数は同じくプランテックが公表し、ミュージックマン内"エアモニ"の記事で公開されています。

この指標のウェイトは全体のおよそ1割と公表。決して小さくはない気がします。

 

そして驚いたのは、シングルCDセールス指標。

この順位、実はビルボードジャパンのホームページで発表されているものとは異なります。

(上記ツイート、2018年度ではなく2017年度でした。失礼しました。)

複数種リリースやユニークユーザー数(売上枚数に対する実際の購入者数)等を考慮に入れてビルボードジャパンが独自に設定した係数の設定により、シングルCDの売上枚数がそのままチャートに落とし込まれなくなった2017年度以降はより社会的ヒット曲が可視化されるようになったと考えますが、その係数を用いる前の純粋な売上がビルボードジャパンのホームページに掲載されたもの、そして用いた後のものが今回『ACTION』で紹介されたものと受け止めていいでしょう。

この係数の存在については番組内で触れていなかったため、番組を機にチャートが気になった方が検索した際に誤解が生じるだろうことを踏まえればきちんと紹介すべきだったとは思います(なので代わりにここに記載した、というのも今回のエントリーの理由です)。とはいえ、大体どのくらいの数値が当てはめられるか判っただけでも、昨日のラジオは興味深い内容であったと考えます。

 

 

ここまで細かく追わなくとも、複数指標から成るビルボードジャパンソングスチャートの存在を知り興味を抱く方がいたならば、昨日の放送には十分な価値があると考えます。