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チャート愛好家。ビルボードジャパンや米ビルボードのソングスチャートなどを紹介します。

ジャスティン・ビーバー「Yummy」、米ソングスチャートの次週動向が気掛かりなのです

昨日トップ10を紹介した、最新1月11日付米ビルボードソングスチャート。Hot 100をみると興味深い点がいくつかあります。

クリスマスソングが一掃された結果、初登場曲を除きほとんどの曲が上昇もしくは再登場。唯一ダウンしているのは94位のジュース・ワールド「Let Me Know (I Wonder Why Freestyle)」であり、訃報に伴って上昇した作品ゆえやむを得ないことと言えます。

そして気になるのは、この100位以内にジャスティン・ビーバーの新曲「Yummy」が不在という状況。9位に ダン+シェイとの「10,000 Hours」、28位にエド・シーランとの「I Don't Care」が入っていますが、1月3日リリースの「Yummy」はエントリーしていません。

1月11日付米ビルボードソングスチャートの集計期間は、デジタル2指標(ストリーミングおよびダウンロード)が昨年12月27日~1月2日、そしてラジオエアプレイは12月30日~1月5日。ゆえに最新チャートではラジオエアプレイ3日分のみで下位にチャートインするものと予想していました。昨年は、テイラー・スウィフトがアルバム『Lover』からの第1弾シングルとしてパニック・アット・ザ・ディスコのブレンドン・ユーリーを迎えた「Me!」が、ラジオエアプレイ3日分のみで100位に登場(翌週2位)。前作『Reputation』(2017)からの先行曲「Look What You Made Me Do」もラジオエアプレイだけで77位を記録し、翌週には首位に至っています。

ラジオエアプレイのみでのランクインはレアなケースではあるのですが、しかしながらジャスティン・ビーバーにとっては大ヒットした前作『Purpose』(2015)以来となるオリジナルアルバムからの先行曲(と思しき作品)であり、また共演や客演でも結果を残し続けてきただけに、個人的には今週の未ランクインは引っかかるのです。尤も、次週上位に登場してもその後急落したら真のヒットとは言えないでしょうが。

 

今作「Yummy」が成功すれば、2020年の音楽業界はR&B(的トラック)が流行するような気がします。「Yummy」が何気にエクスケイプ版「Who Can I Run To」(1995 オリジナルはジョーンズ・ガールズ(1979))を思わせると感じるのは自分だけでしょうか。