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”青森の芸術を堪能する旅”モデルコースを地元自治体とメディアに設計、提案してほしい

シンガー/ラッパーのAwichさんが今月リリースしたアルバム『孔雀』から、kZmさんをフィーチャーした「NEBUTA - AL ver. -」が1月16日付の日本のSpotifyバイラルチャートで50位に登場しました(同日付チャートはこちら)。

元々は2018年秋にリリースされたEP「Beat」に収録された曲ですが、今後ミュージックビデオも登場する模様。

ねぶた資料館に行ってインスパイアされたのが「NEBUTA」とのことで、おそらくAwichさんが訪れたのはねぶたの家 ワ・ラッセでしょう(リンク先はこちら)。この施設は8月2~7日に開催される青森ねぶた祭りの資料館であり、受賞した作品が祭り直後に展示。2014年に受賞し展示されたねぶたを背景にCDジャケットを撮影したのが椎名林檎さんのシングル「長く短い祭 / 神様、仏様」(2015)だったのは有名かもしれません。

 

さて、青森の芸術シーンが今年大きく注目を集めることは間違いありません。今年4月11日、弘前市弘前れんが倉庫美術館が開館します。

弘前市に古くからあったシードル工場を、建築家の田根剛さんがリノベーション。地元弘前出身の奈良美智さんのイベントで数回用いられてきた場所が、美術館として完全に生まれ変わるのです。そしてこの弘前れんが倉庫美術館、東京のラジオ局が今年のはじめに連日紹介しており、青森県民として嬉しくなりました。

『アフター6ジャンクション』(TBSラジオ 月-金曜18時)では昨年から今年にかけて47都道府県ツアーを完遂したRHYMESTER宇多丸さんが、ツアーの際に訪れた青森県立美術館を絶賛したこともあり、青森や十和田市現代美術館共々この弘前れんが倉庫美術館にも興味を示していましたし、『GOOD NEIGHBORS』(J-WAVE 月-木曜13時)ではクリス智子さんが青森のホテルを検索している的発言をしていました。ラジオ好きの身には著名なラジオDJのみなさんが青森に来るかもと思うと嬉しいですし、何より青森県の芸術シーンの凄さは誇らしいと実感したものです。その一方で、宇多丸さんが地方の公立美術館の来館者数の少なさを嘆いていたこともあり、地元民こそ行かないとなあと痛感も。

 

さて、ここからが本題。各自治体やメディアには、”青森の芸術を堪能する旅”のモデルコースを設計、提案してほしいと思うのです。

どこに泊まり、移動手段はどれを使えば効率が良く、また食事や温泉のおすすめはどこか…無論旅行する方が調べても好いのでしょうが、その手ほどきとして提示するのです。美術館のある各市が作るのもさることながら、地元メディア、特にラジオが率先してやってみてはいかがでしょう。

RABラジオもエフエム青森radikoプレミアムで県外からも聴取可能であり、弘前市FMアップルウェーブはサイマル放送で全国から無料で聴くことが出来ます。モデルコースの提案により、旅行前に地元の情報を聴いてみたいという旅行者のラジオへのニーズを引き出し、同時に地元住民にも青森が美術の街であることを伝えることが可能。そしてモデルコースをホームページでも紹介することで、ホームページの拡充(アクセス増やバージョンの刷新等)につながります。仮に東京のラジオ局の番組が弘前れんが倉庫美術館等で公開放送を行えば、技術協力をした地元放送局のプレミアム感は高まるとも思うのですが、いかがでしょう。

たとえば弘前市はフレンチレストランやコーヒー、アップルパイの街としても売り出しているゆえ、1日では回りきれないくらいのポテンシャルを秘めているはず。また美術館の他、宇多丸さんが絶賛した市営の八戸ブックセンターという施設も。

美術、図書、料理、祭り…青森における芸術のポテンシャルは極めて高いはず。これを如何に県内外に届けるか? それには地元自治体やメディアの尽力は必須だと考えます。