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青森県在住。毎週日曜日17時から、FMアップルウェーブ発の番組の一員として参加。音楽・ラジオ好きによる"日々の音"やメディアの話

ロディ・リッチ4連覇、ビリー・アイリッシュがグラミー賞効果で返り咲き…2月8日付米ソングスチャートをチェック

ビルボードのソングスチャートをチェック。現地時間の2月3日月曜に発表された、2月8日付最新ソングスチャート。ロディ・リッチ「The Box」が4連覇を達成、またグラミー賞主要4部門を制覇したビリー・アイリッシュ「Everything I Wanted」がトップ10に返り咲き、さらに前年のグラミー賞最優秀新人賞の覇者、デュア・リパによる「Don't Start Now」が新たにトップ10入りを果たしました。

ミュージックビデオが未発表ながらストリーミングの強い「The Box」は、前週比11%ダウンしながらも6700万を獲得し同指標5週目の首位をキープ。ダウンロードは同14%ダウンの11000(同16位)となった一方、ラジオエアプレイは同38%アップの3520万を獲得し同指標25位に上昇。アルバム『Please Excuse Me For Being Antisocial』も最新米ビルボードアルバムチャートで通算3週目となる首位を獲得しています。

ポスト・マローン「Circles」(今週3位)に変わってラジオエアプレイを制したのはマルーン5「Memories」。前週比4%アップの1億260万をマークし、この指標で7曲目となる首位を獲得しました。ラジオエアプレイ指標が1990年にローンチされて以降、マルーン5の首位獲得曲数は歴代4位タイ。リアーナの13曲、マライア・キャリーの11曲、ブルーノ・マーズの8曲に続き、ケイティ・ペリーおよびアッシャーと並びました。

デュア・リパ「Don't Start Now」が6ランクアップの9位に入り、新たにトップ10入り。ラジオエアプレイは前週比12%アップの6760万(同指標7位)、ストリーミングは同6%アップの1430万(同23位)、ダウンロードは同12%アップの11000(同15位)と全指標が上昇。彼女にとってのトップ10入りは「New Rules」が2年前の2月に6位を獲得して以来2曲目。昨年のグラミー賞、最優秀新人賞の覇者でもあります。

そのグラミー賞、今年は現地時間の1月26日日曜に開催。2月8日付米ビルボードソングスチャートの集計期間はストリーミングおよびダウンロードが1月24日金曜から、ラジオエアプレイが1月27日月曜からの1週間となり、今週のチャートはグラミー賞効果も反映。主要4部門を史上2組目、クリストファー・クロス以来39年ぶりに制覇したビリー・アイリッシュは、昨日発表されたアルバムチャートで『When We All Fall Asleep, Where Do We Go?』が7ランクアップの3位に入り、ユニット数も前週比77%上昇しています。そしてその勢いはソングスチャートにも反映。

アルバム以降初の新曲となる「Everything I Wanted」が前週の23位から10位に入り、昨年11月30日付で8位を獲得して以来のトップ10返り咲き。1月23日にビリー自身が監督したミュージックビデオが公開されたこと、そして先述したグラミー賞効果で全指標が急伸し、ストリーミングは前週比48%アップの2130万(同指標6位)、ダウンロードは同105%アップの15000(同10位)、ラジオエアプレイは同17%アップの3560万(同24位)となっています。またこの勢いは他の曲にも波及し、「Bad Guy」は前週の41位から17位に再浮上。ダウンロードは前週比185%アップの20000(同指標3位)、ストリーミングは同50%アップの1630万(同18位)を獲得しています。

最新のトップ10はこちら。

[今週 (前週) 歌手名・曲名]

1位 (1位) ロディ・リッチ「The Box」

2位 (2位) フューチャー feat. ドレイク「Life Is Good」

3位 (4位) ポスト・マローン「Circles」

4位 (5位) マルーン5「Memories」

5位 (8位) ルイス・キャパルディ「Someone You Loved」

6位 (6位) ダン+シェイ&ジャスティン・ビーバー「10,000 Hours」

7位 (7位) トーンズ・アンド・アイ「Dance Monkey」

8位 (9位) アリゾナ・ザーヴァス「Roxanne」

9位 (15位) デュア・リパ「Don't Start Now」

10位 (23位) ビリー・アイリッシュ「Everything I Wanted」

そういえば今年のグラミー賞効果は「Someone You Loved」にも表れていますね。尤もこの曲はルイス・キャパルディが当日パフォーマンスしたのではなく、司会を務めたアリシア・キーズがこの曲を用いてグラミー賞出席者の名前を取り込んだ替え歌を披露した形ですが、アリシアの機転の利き方も相俟ってチャートを上昇したのではないかと推測します。