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ラジオ春改編の3月改編という異変、そしてぐっさん降板とその報道への違和感を記す

ラジオ業界の改編期は4月と10月が定番ですが、最近は1月および7月からはじまる番組も出てきており、改編期はテレビに近い形になったと言えるかもしれません。そんな中、新たな改編期が登場しました。それが今月。

J-WAVEでは昨日から『SHIBUYA DESIGN』(土曜15時)がスタート。先月まではこの枠で、横山エリカさんナビゲートの『FRUIT MARKET』がOAされていました。

今後3月改編が増えるかは解りかねますが、おそらくこの改編は首都圏放送局が年6回、偶数月に聴取率調査週間を設けているためだと考えます(聴取率調査についてはこちらを参照のこと)。次回調査が来月であることから、それまでに番組を慣らす、軌道に乗せるという意味合いがあるのかもしれません。

 

さて同じく3月から、改編とは呼びにくいものの大きく舵を切った番組が。

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ニッポン放送で昨年春からはじまった『DAYS』(月-木曜13時)はパーソナリティが日替わりとなるのですが、番組開始から月曜を担当していたぐっさんこと山口智充さんが2月上旬で離れることに。

(※放送から1週間以上経過しているため、radikoタイムフリーは利用できません。)

2月後半の月曜は2週続けて番組の放送がなく、3月2日月曜の放送では木曜パーソナリティの安東弘樹さんが担当していました。その日、番組冒頭の数分間を聞いてみたのですが、安東さんは月曜も兼任する等のアナウンスはなく、自己紹介していたもののぐっさんへの言及もありませんでした。ニッポン放送の番組表を見る限り、明日3月9日はゲッターズ飯田さんがメインパーソナリティを担当する模様ですが、やはりぐっさんの降板は不可解と思う自分がいます。

3月改編が、先述したように4月の聴取率調査への対策であるならば、早期に終わらせた前番組に対して相当に失礼だと思うのですが、それでもまだ理解は出来ます。しかし、『DAYS』の場合はパーソナリティが完全交代したわけではなく月曜はイレギュラーの状態。ならば少なくとも3月まで番組を担当させるべきではなかったかと思うのです。

しかも2月後半の月曜は2週続けて特番。2月24日は祝日のため特番編成が組まれていますがこれはJ-WAVE等他局も行っているためまだ解ります。個人的に問題と思うのが平日にあたる2月17日で、この日が同月の聴取率調査初日にあたることからでしょう、”ニッポン放送65周年記念#としてさだまさしさんの特番が用意されているのです。

(※放送から1週間以上経過しているため、radikoタイムフリーは利用できません。)

アシスタントは同郷であれど『DAYS』と同じ東島アナウンサーであるならば、なぜ番組を差し替えたのだと『DAYS』リスナーに思われておかしくないのではないでしょうか。スペシャルウイークになると多用される、レギュラー番組を潰して特番を組ませるニッポン放送の施策は以前から問題視しているのですが(下記リンク先参照)、ぐっさんの降板を早めさせることすら厭わないという姿勢は、番組やファンを何だと思っているのかという局への不信が芽生えるきっかけにつながるものと考えます。

 

さて、ぐっさんはこの春、テレビ番組も一本終了とアナウンスされています。そこでなのか、まるでこのタイミングを図っていたかのような記事が登場しているのですが(→こちら)、匿名の芸能デスクが述べる『『リンカーン』降板が潮目だった』という指摘については降板以降も活躍していたことを踏まえれば当てはまらないと思います。また某テレビ制作関係者が『MC席と雛壇の芸人たちが内輪ネタでイジり合う、素人的な笑いが今のバラエティの潮流。しかし山口の持ち味は演技力を活かしたコントや達者なものまねといった玄人芸。それを発揮できるコント番組が少ないのが彼の不幸』と述べていますが、ならば玄人芸よりも内輪ネタでイジり合う番組が好まれる日本のバラエティ界こそ問題であり不幸だと思うのです。匿名ならば何でも書いていいとでも言うべきメディアの姿勢も問題ですが、しかし番組降板が続くのは気になることではあります。