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ロディ・リッチ9連覇、レディー・ガガがトップ10入り…3月14日付米ビルボードソングスチャートをチェック

ビルボードのソングスチャートをチェック。現地時間の3月9日月曜に発表された、3月14日付最新ソングスチャート。ロディ・リッチ「The Box」が9連覇を達成、またレディー・ガガ「Stupid Love」が5位に初登場を果たしました。

ロディ・リッチ「The Box」は上記ミュージックビデオが今週のストリーミングに初加算。しかしながら同指標の上昇は前週比2%アップにとどまっており、さほど効果が大きくなかったと言えるかもしれませんが、それでも4910万を獲得しストリーミング指標10週目の首位を獲得。2桁首位はリル・ナズ・X feat. ビリー・レイ・サイラス「Old Town Road」(2019)の20週以来となる快挙達成です。ダウンロードは前週比10%アップの11000(同指標7位)、ラジオエアプレイは同1%未満アップの6340万(同8位)と全指標が上昇しています。

この「The Box」に阻まれ続け、初登場以降今週まで2位をキープしているフューチャー feat. ドレイク「Life Is Good」は今週が8週目。ラジオエアプレイは前週比13%アップの4970万を獲得し同指標15位となっていますが、ストリーミングは2位をキープしながらも同13%ダウンとなっています。

8週以上2位の座にとどまり終ぞ首位を獲得出来なかった曲はこれまで9曲あり、「Life Is Good」が首位を獲得出来ないならば10曲目となってしまいます。2位の最長記録はミッシー・エリオット「Work It」(2002-2003)とフォリナー「Waiting For A Girl Like You」(1981-1982)の10週。このうち「Work It」は10週間すべてエミネム「Lose Myself」に首位の座を阻まれており、1位と2位が10週以上固定していたのはこの「Lose Myself」と「Work It」のみ。「Life Is Good」があと2週2位をキープすればこの記録に並ぶかもしれません。

しかしながら「Life Is Good」を驚かす存在が登場。それが新たにトップ3入りを果たしたデュア・リパ「Don't Start Now」であり、デュア・リパ自身初のトップ3入りを果たしています。とりわけラジオエアプレイが強く、前週比5%アップの9530万を獲得し同指標2位をキープ。同指標はポスト・マローン「Circles」が今週11週目の首位をキープしていますが(前週とほぼ変わらず1億110万を獲得)、総合では「Circles」が4位に後退しました。

今週新たなトップ10入りを果たしたのは、レディー・ガガ「Stupid Love」。

レディー・ガガにとって16曲目となるトップ10入り、且つ初登場でのトップ10入りは7曲目。2月28日金曜にリリース、同時にミュージックビデオが公開されたことがトップ10入りに大きく貢献しています。ダウンロードは53000を獲得し同指標トップ、ストリーミングは1970万となり同指標9位、そしてラジオエアプレイは2370万を獲得し同指標40位。ラジオエアプレイが初登場の段階で50位以内に入っているのはレディー・ガガの強さの秘訣と言えます。今回のトップ10入りで、レディー・ガガは2008年にコルビー・オドニスとの「Just Dance」が初のトップ10入りを果たして以来、3つのディケイドでトップ10入りを果たした5組目の歌手となりました。他の4組はマライア・キャリー、ドレイク、エミネムおよびマルーン5。なおマライア・キャリーは1990年代もトップ10入りを果たしています。

 

最新のトップ10はこちら。

[今週 (前週) 歌手名・曲名]

1位 (1位) ロディ・リッチ「The Box」

2位 (2位) フューチャー feat. ドレイク「Life Is Good」

3位 (5位) デュア・リパ「Don't Start Now」

4位 (3位) ポスト・マローン「Circles」

5位 (初登場) レディー・ガガ「Stupid Love」

6位 (6位) アリゾナ・ザーヴァス「Roxanne」

7位 (8位) ザ・ウィークエンド「Blinding Lights」

8位 (7位) トーンズ・アンド・アイ「Dance Monkey」

9位 (9位) マルーン5「Memories」

10位 (11位) ジャスティン・ビーバー feat. クエイヴォ「Intentions」

初登場でのトップ10入りは素晴らしいことですが、次週ダウンロードの急落をラジオエアプレイやストリーミングで補えない限りトップ10陥落の可能性が高いといえます。ラジオエアプレイに長けたレディー・ガガ「Stupid Love」がどこまで踏ん張るか、注目しましょう。