face it

チャート愛好家。ビルボードジャパンや米ビルボードのソングスチャートなどを紹介します。

(追記あり) サブスクを使用したキャンペーン、もっとスマートなものはないものか? レディー・ガガ、テイラー・スウィフトの例から考える

サブスク再生回数がヒットの鍵を握ることは、このブログでビルボードジャパンや米ビルボードのソングスチャートを追いかけていればよく解ります。米ビルボードにおいては曲単位の再生回数がアルバムチャートにも換算されるゆえ尚の事。ならば今後、サブスクで再生回数を稼ぐために様々なキャンペーンが練られるのは自明といえます。

 

この度、レディー・ガガがキャンペーンを展開しています。

レディー・ガガはニューアルバム『Chromatica』を4月10日にリリースすることから、アルバムが出たタイミングでより多くの方に知ってもらうべくレコード会社が今回のキャンペーンを打ったと言えるでしょう。

 

当初、このキャンペーンには好感を抱いていました。というのも、同じユニバーサルミュージックに所属するテイラー・スウィフトが昨年来日するタイミングで、LINE MUSICにてキャンペーンが展開されたのですが。

(※キャンペーンは既に終了しています。)

テイラー・スウィフトに会える!と謳ったキャンペーンに当選するためには、『「ME! (feat. Brendon Urie of Panic! At The Disco) (feat. Brendon Urie)」をより多くLINE MUSICでフル尺再生で聴いた上位30名様』に入らないといけないのです。時間の有る方が該当曲を四六時中流しっぱなしにしないといけないこのキャンペーン、当選するのは有る種簡単かもしれませんが、それがユーザーのライフサイクルに支障をきたしかねず、またチャート上で不自然な動きを生み出した点においてもこのやり方は支持できないと以前厳しく指摘しました。

その前例があるゆえ、再生回数の多いほうが勝ちとしないレディー・ガガのキャンペーンに当初は賛同したのですが、キャンペーンサイト経由で”(Spotifyにて)レディー・ガガをフォロー”をクリック(タップ)し、出てきたポップアップに疑問が。以下はその内容。

Universal Music

お客さまは Universal Music に以下の事項を許可したものとみなされます。

アカウントのデータをみる

メールアドレス

生年月日

名前とユーザー名、プロフィール画像Spotify でのフォロワー数、公開プレイリスト

アクティビティーをみる

最近再生したコンテンツ

あなたのトップアーティストとコンテンツ

フォローしている人

アカウント上での Spotify の操作

プレイリストの作成、編集、フォロー

フォローしている人の管理

キャンペーンの同意が個人情報の引き換えとイコールであるということは他のキャンペーンでも同じでしょう。しかし、プレイリストが作成もしくは編集されかねないとなると、さすがにそこまで許していいのか?と思うのは自分だけでしょうか。ユニバーサルミュージックというきちんとしたレコード会社ゆえ悪用はないだろうと信じたいのですが、たとえばTwitterにて勝手にDMが送られてきたり、ユーザーが使用するタイミングで連携に同意したことは解れども質問コンテンツが本人の意志とは関係なくツイートされるのを見るにつけ、やはり慎重になるべきだと思う自分がいます。もっとスマートなサブスクキャンペーンはないものか…と思わずにはいられません。

 

ちなみに、レディー・ガガのキャンペーンにおける当選内容は高級焼肉店のお食事券。しばらくピンと来なかったのですが…おそらくこのことですね。思い出すまでに時間がかかってしまいました。

 

(※追記(3月23日7時36分):翌日のブログにてもこの件について触れていますので是非ご参照ください。リンク先は下記に。)