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次回北村匠海が出演する『Mステ』、一部の事務所を厚遇する姿勢を改めたのか注視しないといけない

コロナ禍で十分な制作が出来ないテレビ業界において、ここ最近『ミュージックステーション』(テレビ朝日 金曜21時)が攻めている、もしくは本来の音楽番組に戻りつつあるという声を耳にします。次回6月5日の放送については昨日触れましたが(『Mステ』が”愛される動画”を積極的に紹介…次週取り上げられる曲とこれからの注目株をチェックを参照)、良質な音楽や流行を紹介する方向にシフトしているならば嬉しいですね。

 

ただ、敢えてここで懸念を表明したいと思う自分がいます。問題が完全に解決されたとは考えていないためです。

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出演者一覧は上記キャプチャを参照。北村匠海さんが2度目の登場となりますが、今回DISH//のメンバーとして紹介されていることに注目。以前、山崎まさよしさんと登場した際に番組側がDISH//の名に一切触れず、山崎さんがグループ名を口にしたという経緯があり、番組への不信感を抱いていました。その内容は下記に。

それゆえ、次回北村匠海さんが2度目の出演を果たすこと、そしてDISH//の名が出るようになったことに、ひとまず改善の兆しが見えたとは思います。

しかしながら現在はコロナ禍により通常の制作が出来ない状況。上記キャプチャでも解る通り、ジャニーズ事務所所属歌手は企画出演以外でのパフォーマンスが(出来)ないために北村匠海さんの出演が叶ったのでは? 彼らが通常出演出来るようになればライバル事務所所属歌手は同時出演出来ないのでは? そう危惧する自分がいます。今回の北村さんのソロとしての出演は、披露曲が”THE FIRST TAKE”企画から生まれたものゆえ自然なことかもしれませんが(しかし同バージョンのアレンジはメンバーが担当しています。DISH//の北村匠海、『Mステ』で「猫 〜THE FIRST TAKE Ver.〜」地上波初披露 | BARKS(5月29日付)参照)、橘慶太さんがw-inds.として未だ出演出来ない一方でソロとして登場したことを彷彿とさせるわけで(2006年10月27日放送回。出演者一覧はこちら)、やはり懸念は拭えません。異例により出演が叶ったという例はDa-iCEもそうで、ジャニーズ事務所所属歌手が大挙出演した番組に登場出来たのはEXITとの共演ゆえではないか、単独ではありえなかったのでは?という疑問も以前記載しました。

 

ジャニーズ事務所とライバル事務所の所属歌手が同じ画面に出ることは、特例の『NHK紅白歌合戦』を除けばあり得ないのではと思うのですが、数少ないながらも事例が存在します。

自分の行動範囲にある郵便局でよく見かけるポスターには、TOKIO城島茂さんとw-inds.が同時に収まっているのですが、昨年末に行われた会見で両者が実際に共演を果たしています。

とはいえこちらについては、熱心に社会活動を行う杉良太郎さんの強い意志が慣例に勝った、もしくは現在TOKIOが音楽活動を行っていないことを踏まえてだったり、そもそも音楽活動と関係のない企画ゆえに共演が叶った可能性が高いと言えそうで、やはりこの件も特例と言えるでしょう。

 

ジャニーズ事務所所属歌手は6月10日以降、King & Prince→KinKi KidsジャニーズWEST→Hey!Say!JUMPと立て続けにシングルCDをリリース。コロナ禍が落ち着きテレビ番組制作が通常(に近い)モードに戻れば、彼らが通常のパフォーマンスを出来る状況になるでしょう。メジャーデビューを果たしていないグループを含む同事務所所属歌手を毎週登場させている『ミュージックステーション』が厚遇をまた復活させるのか、チェックしなければいけません。今後北村匠海さんがソロではなくDISH//として出演出来るか、6月5日放送回で番組がきちんとDISH//の名に触れるのか、まずは注視しましょう。