イマオト - 今の音楽を追うブログ -

旧ブログ名:face it。音楽チャートアナライザーとして、ビルボードジャパンや米ビルボードのソングチャートなどを紹介します。

ストック・エイトキン・ウォーターマン の検索結果:

藤井隆の音楽はクオリティ、ホスピタリティとも最高…『Music Restaurant Royal Host』ラジオ特集振り返り

…と言えるでしょう。 ストック・エイトキン・ウォーターマンによるオリジナルバージョンを今回手掛けたのはNight Tempoさん。PWLの雰囲気を持ち合わせつつ今っぽさも併せ持ったバランスの良さは、溝口和彦さんがアレンジを担当した安部恭弘「アイリーン」のカバーからも感じられます(オリジナルバージョンはアルバム『SLIT』(1984)に収録)。 藤井隆さんの才能については、カバー曲の絶妙な選び方についても語らねばなりません。今回は冒頭に藤井さんがプロデュースしたカバー曲を紹介した…

【マイベスト】2022年7月の私的トップ10ソングス、選びました

…You」をリリース。ストック・エイトキン・ウォーターマンが以前手掛けたKAKKO「We Should Be Dancing」を藤井隆さんがKAKKO本人(鈴木杏樹さん)を招いてカバーしたのも7月で、遂にこのジャンルが本格的再流行到来の可能性も。よりPWL色の強い「Missing You」を今回選出。 3位 ビヨンセ「Cuff It」 (上記はリリックビデオ。) 4月度で1位に選出し、直近で2週連続米ビルボードソングスチャートを制したリゾ「About Damn Time」の流れ…

DA PUMP、マイケル・フォーチュナティ、リック・アストリー…全て今夏の新譜なのです

…(2002)といったストック・エイトキン・ウォーターマン楽曲を彷彿とさせるナンバーを例示したことにいっそうときめいた次第。カイリー・ミノーグのデビュー時を知っている自分のようなアラフォー世代にしっかり届きますし、その方々が家族を築いて土日買い物に訪れるショッピングモールでDA PUMPがインストアライブするということで、場所的にもバズる条件が整っていると言えそうです。 さてそのストック・エイトキン・ウォーターマン関連でいうと、昨日ラジオの先輩に聞いて驚いたことが。 マイケル・…

【Diggin'】今や希少価値? 2010年代にリリースされた1組の歌手によるリミックス集

…、80年代を象徴するストック・エイトキン・ウォーターマン的、いわゆるPWLサウンドになっている点。PWLの屋台骨であったひとり、ピート・ハモンドが手掛けています。 ・TM NETWORK『GET WILD SONG MAFIA』(2017) Amazonのリンクはこちら(試聴可能)。いわゆる「Get Wild」のみでオリジナル&TM NETWORKによる様々なバージョン、カバーが収録され構成されるというとんでもない作品集。小室哲哉氏自身によるリミックスの他、新録(新規リミック…

星屑スキャットの新曲がストック・エイトキン・ウォーターマン全開で面白い

…ロデューサーチーム、ストック・エイトキン・ウォーターマン)サウンドを意識した作りとなっていて、たとえニッチだとしても以前からこのチームを取り上げてきた身にはストライク、なのです。しかも"ここはWinkっぽく"などの細かな指定をアレンジャーの中塚武氏(彼は長いこと星屑スキャットをサウンド面で支えています)に指定しており、当時の音楽に浸った身には細かなところで反応してしまうのです。ちなみにラジオでは触れていませんでしたが、2番終わりでシンセが変則的にリズムを採るパターン、これは間…

日本のラジオチャート、2つの80's的作品が上昇中

…ロデューサーチーム、ストック・エイトキン・ウォーターマンの一員なのです。たしかに当時の質感が漂っているといえるかもしれませんね。 ストック・エイトキン・ウォーターマンについては弊ブログでも以前から触れていますが、彼らの近年を調べていなかったなあと反省し調べてみると...マイク・ストックは、イギリスのオーディション番組『The X-Factor』出身、シェイン・ワードの4枚目となるアルバム『Closer』(2015)を全面的に手掛けています。先行シングル「My Heart Wo…

弘前は間もなく桜ナイトフィーバー

一昨日の弘前公園外堀。月曜の『RABニュースレーダー』(青森放送 月-金曜 18時15分)で報じられていた”胴吹き桜”を撮ってきました。 桜、間もなくですね。弘前公園の園内の開花予想日は今週末の16日、満開は22日の予想とのこと。是非観にいらしてください。開花予想とは下記サイトで確認出来ます。 最近は”桜ソング”が減ったものの、こぶしファクトリー「桜ナイトフィーバー」がセールス部門(オリコン)で自身初となる週間1位を記録しました。 この曲はKANさんが昨年リリースしたシングル…

2015年版カイリーを80年代にいざなうリミックス

…手”なのですが、あのストック・エイトキン・ウォーターマンが手掛けているのです。 オリジナルは彼女のヒット曲、「All The Lovers」に荘厳さを加えたかのようなミディアムナンバー。そこにリズムやウワモノを足すだけでエイティーズ感全開に…まさにストック・エイトキン・ウォーターマン独特の世界が生まれていますね。そしてこのリミックス版の動画が、カイリーの公式YouTubeアカウントにて公開されているのも注目です。これを機に、ストック・エイトキン・ウォーターマンによるカイリー曲…

現在に通じる音をまとった80年代UKソウル

…」のヒットの後、あのストック・エイトキン・ウォーターマンと組み、彼らのレーベルであるPWLからシングル「I Can Prove It」を発表しています(1986 全英8位)。 タキシード的な要素も残しつつ、サビのメロディとメロディの間に流れるシンセのウワモノがストック~らしいなと。後のPWLムーブメントの基礎がこの曲から垣間見られるようです。 ストック~の音は今でも多く見受けられ(藤井隆、ニューアルバムから「YOU OWE ME」先行配信スタート(5月27日付)などでも言及)…

藤井隆の名盤、『COFFEE BAR COWBOY』に至るまでの7曲

…様にレイト80's、ストック・エイトキン・ウォーターマンを強く意識し、【キュートなポップス】 を極めた仕上がり。振り付けを完璧にこなしている姿に、藤井さんのエンタテインメント力の高さ、音楽への本気度の高さを実感します。ストック・エイトキン・ウォーターマンへ曲をくださいと直談判したいと言っていた夢は叶いませんでしたが、ストック~のエッセンスが強いブロス「I OWE YOU NOTHING」を、後述する西寺郷太さんと共にカバーするに至っています ④ 藤井隆「I just want…

藤井隆、ニューアルバムから「YOU OWE ME」先行配信スタート

…とパーカッションが”ストック・エイトキン・ウォーターマン”っぽいのが尚の事嬉しかったり。前にここで、今年はストック~が来ると書き(2015年、”ストック・エイトキン・ウォーターマン”が邦楽ディスコティークの本命に(2月1日付))、藤井隆さんの名前も出させていただいたのですが、公開された音源はまさしく”ストック~”印であり、そして音がより現代的になったこともあって、ただもう格好良いの一言。アルバムのトレイラーではサビだけが先行公開されていたのですが、イントロ~Aメロ~サビ、と通…

鶴とのDJ、初のセルフプロデュース作…夢が叶った瞬間に出会う

…。 ・2015年、”ストック・エイトキン・ウォーターマン”が邦楽ディスコティークの本命に(2015年2月1日付) 上記"タマフル"特集で触れていた(そしてブログエントリーでも紹介した) "ストック・エイトキン・ウォーターマンへの直談判"は叶わなかった模様ですが、そのストック~色の強いブロス「I Owe You Nothing」を西寺郷太さんと共にカバーするというのもまた面白いですね。 本当にやりたいこと全て詰め込んだアルバムだと思います。絶対チェックします。 それにしても、8…

アップフロントグループが音源・レコーディングの構築手法を公開中

先日、2015年、”ストック・エイトキン・ウォーターマン”が邦楽ディスコティークの本命に、というエントリーで、KANさんの来週発売のシングル「桜ナイトフィーバー」について触れました。その試聴音源の”完成版”が今週登場、下記リンク先で試聴可能です。それにしても、なぜ完成版なのかというと。 どのような音色がどのように積み重なり絡み合うことで、このアレンジメントが構築されているかを、通常の録音手順とは“逆”に段階的にお聴きいただく斬新な企画です。 各音源の解説をお読みいただきながら…

2015年、”ストック・エイトキン・ウォーターマン”が邦楽ディスコティークの本命に

…して気になるのは、”ストック・エイトキン・ウォーターマン”のサウンドを強く意識したという点(ストック・エイトキン・ウォーターマンのWikipedia情報に倣い、エイトケン→エイトキンとして表記します)。カイリー・ミノーグやリック・アストリーなど、80年代後半に一世を風靡したあのサウンドが現代に登場するという点も面白いですね。KANさんは昨年のコンサートでも既に披露していて(『完全にまっさらな新曲でありながら、振り付けを強要しました』というところにニヤリ)、KANさんのファンに…

”MISIA × PWL”なディスコティック 「CATCH THE RAINBOW」

…kipedia - ストック・エイトキン・ウォーターマンより このPWLが生み出したサウンドは時代を超え、今の邦楽にも影響を与え続けています。いつか、そういったサウンドをまとめてみようと思います。 ちなみに、MISIA「CATCH THE RAINBOW」は2008年12月のリリースながら、その後リリースされた2枚のオリジナルアルバム(『JUST BALLADE』『SOUL QUEST』)には未収録なんですよね。アルバムのコンセプトに合わないので流れたのかもしれませんが、非常…