イマオト - 今の音楽を追うブログ -

旧ブログ名:face it。音楽チャートアナライザーとして、ビルボードジャパンや米ビルボードのソングチャートなどを紹介します。

音楽業界への提案

【ビルボードジャパン最新動向】Number_i「GOAT」首位発進、強さの理由とグローバルの動向について

ビルボードジャパンは一昨日、1月3日公開分(集計期間:2023年12月25~31日)および1月10日公開分(集計期間:1月1~7日)のビルボードジャパンソングチャートを発表。このブログでは昨日付にて、『輝く!日本レコード大賞』(TBS 2023年12月30日放送)や『NHK紅白…

SpotifyやApple Musicの年末年始の動向は、紅白やレコード大賞の影響力を感じるに十分である

ビルボードジャパンは本日、2週分の各種チャートを発表します。 <お知らせ>年末年始のチャート発表は、以下を予定しております。■2023年12/27(水) 12/18~24集計分発表(Hot 100)12/28(木) 12/15~21集計分発表(グローバル・ジャパン・ソングス)■2024年…

(追記あり) 日本版グラミー賞があったならば…2023年度版主要5部門を想像する (コラボスペース開催のお知らせ)

(※追記(18時19分):コラボスペースの詳細を記載したポスト、およびスペースにてコラボする音楽インフルエンサーのRYOさんによるノミネーションのリンクを掲載しました。) (※追記(1月18日21時01分):タイトルに誤りがありました。主要4部門→主要5部門が正しい…

『NHKスペシャル 世界に響く歌 日韓POPS新時代』の関連データを紹介し、私見を記す

#NHKスペシャル ありがとうございましたYOASOBIのこと、Ayaseとikuraのことが一人でも多くの方に伝わっていたら嬉しいです。2024年、日本でも海外でもたくさんチャレンジをする1年になる予感!引き続きご注目ください見逃し配信はコチラhttps://t.co/zd7sZH1…

”#ぼくらの冬曲キャンペーン”がクリスマス関連曲の上昇にリンク…プレイリスト企画の可能性を考える

青森県おいらせ町にあるタワーレコード下田店が明日閉店します。 (写真は1月4日に店頭に訪れ撮影したもの。問題があれば削除いたします。) 一部棚においては売り切れゆえか空の状態でした。ただ地方のCDショップ特有というべきか、コアファンが多く且つファ…

旧ジャニーズ事務所はデジタルへ明るくなるか、2024年初頭の動きから見極める

元日付エントリーにて、このようなことを記しました。その際、Number_i「GOAT」が旧ジャニーズ事務所側の変化を促す可能性について示唆しています。 2024年の日本の音楽業界においては、【日本の楽曲が海外でヒットするか】【日本で海外の楽曲がヒットするか…

年末の音楽特番から地上波テレビ局の出演傾向を読む (2023年版)

昨年末、地上波で放送された大型音楽特番の出演者傾向を分析します。2022年については下記エントリーをご参照ください。 今回参考とした番組は以下の12番組、リンク先は番組ホームページおよび音楽ナタリー掲載のタイムテーブルとなります。なお『第56回年忘…

元日リリースのNumber_i「GOAT」、旧ジャニーズ事務所側のデジタル姿勢を変える契機になるか

2024年が明けました。本年もよろしくお願いいたします。 ブログ【イマオト - 今の音楽を追うブログ -】は昨日、毎日更新10年目に突入しています。ひとまずは10年毎日連続更新を目標に、音楽業界そしてエンタテインメント業界のトピックを紹介、そして改善を…

日本レコード大賞は変わらず…自省がみられない音楽賞の問題点と、音楽業界への願いを記す

日本レコード大賞が昨日開催され、Mrs. GREEN APPLE「ケセラセラ」が大賞を受賞しました。 Mrs. GREEN APPLEの「ケセラセラ」が、「第65回 輝く! 日本 #レコード大賞」にて、日本レコード大賞を受賞いたしました。⁡楽曲に出会ってくださった皆さま、本当に…

『発表!今年イチバン聴いた歌 年間ミュージックアワード2023』への疑問を記し、改善策を提案する

日本テレビで一昨日放送された『発表!今年イチバン聴いた歌 年間ミュージックアワード2023』への疑問が強くあり、問題点を整理します。 (上記ポストのリンク先はこちら。キャプチャした理由は後述します。)

2023年度、サブスク未解禁により大きなヒットに至れなかったと考える曲をまとめました

このブログでは一昨日、このようなエントリーをアップしました。 この中で番外編として紹介したブレンダ・リー「Rockin' Around The Christmas Tree」は、リリースから65年の時を経て今年遂に米ビルボードソングチャートを制しました。施策も反映されていま…

2023年度下半期の社会的なヒット曲、もしくはチャートを語る上で欠かせない曲10選

2023年度下半期に社会的にヒットした、もしくはチャートを語る上で欠かせない曲を選びました。J-POPについては12月8日に発表されたビルボードジャパンによる各種年間チャート、海外の作品については先月発表された米ビルボードによる各種年間チャート(特にソ…

クリスマス関連曲が速くも上昇、そして日本を代表するクリスマスソングが解禁されていることについて

最新12月13日公開分のビルボードジャパンソングチャートにて、集計期間中に公開された2023年度年間ソングチャートの上位曲がポイントを上げていることについては昨日のエントリーで紹介しました。 さて今回、back number「クリスマスソング」がポイント前週…

ビルボードジャパン年間トップアーティストチャートを分析、そこからみえてくるものとは

ビルボードジャパンは12月8日に2023年度各種年間チャートを発表。このブログでは発表当日にソングチャートを主体とした分析を実施したほか、ソングチャートは翌日、アルバムチャートは12月11日に詳しく紹介しています。 今回は、ビルボードジャパンの年間ト…

ビルボードジャパン年間アルバムチャートの記事から表を作成、そこからみえてくるものとは

ビルボードジャパンは12月8日金曜に2023年度年間チャートを発表しています。このブログでは同日にソングチャート主体とした分析を行ったほか、翌日にソングチャートについて詳細な分析を行っています。 今回はアルバムチャートを取り上げますが、結果から見…

ビルボードジャパン年間ソングチャートの記事から表を作成、そこからみえてくるものとは

昨日早朝にビルボードジャパンが発表した2023年度年間チャートについては、ソングチャートを主体にこのブログで分析を実施しました。下記エントリーではビルボードジャパンによる記事のリンクも掲載していますので、是非ご活用ください。 今回の年間チャート…

(追記あり) ビルボードジャパン年間チャート発表、2023年度のチャートトピック10項目を挙げる

(※追記(6時49分):掲載当初、チャートトピックが11項目となっていたため訂正を実施しました。失礼いたしました。) (※追記(8時00分):ビルボードジャパンがソングチャートにおけるTop Singles Salesチャート(フィジカルセールス指標の基となるチャート)の記事…

前週および当週の上位初進出曲におけるCHART insightから、真のヒット曲に成るかを読む (2023年11月29日公開分)

今回のエントリーでは、ビルボードジャパンソングチャートにおいて前週上位に初めて進出した曲の翌週動向、そして最新週における上位初進出曲の状況をチェックし、真の社会的ヒット曲に成るかを読みます。前週のエントリーはこちら。 最新のソングチャートに…

前週および当週の上位初進出曲におけるCHART insightから、真のヒット曲に成るかを読む (2023年11月22日公開分)

今回のエントリーでは、ビルボードジャパンソングチャートにおいて前週上位に初めて進出した曲の翌週動向、そして最新週における上位初進出曲の状況をチェックし、真の社会的ヒット曲に成るかを読みます。前週のエントリーはこちら。 最新のソングチャートに…

KAN「愛は勝つ」がソングチャート81位に登場…その原動力、そしてさらに伸びた可能性を考える

11月22日公開分の最新ビルボードジャパンソングチャートでは、KAN「愛は勝つ」が81位に再登場を果たしています。 KAN「愛は勝つ」は元々1990年にリリースされ大ヒット。KANさんは1991年にこの曲で日本レコード大賞(ポップス・ロック部門大賞)を受賞、また『…

【ビルボードジャパン最新動向】「唱」8週目の首位、そして前週トップ10入りした4曲の動向を押さえる

最新11月22日公開分ビルボードジャパンソングチャート(集計期間:11月13~19日)ではAdo「唱」が4週連続、通算8週目の首位を獲得しました。 【ビルボード】Ado「唱」が通算8度目の総合首位、【#BBMAs】出演のStray Kidsがトップ10にジャンプアップ https://t.…

米ビルボードが年間グローバルチャート発表…2023年度の傾向、そしてJ-POPの現状を考える

米ビルボードが日本時間の11月22日水曜、2022年度年間チャートを発表しています。このブログでは昨日、ソングチャートを主体にアメリカの動向を紹介しました。 今日はグローバルチャートについてお伝えします。

年末の長時間音楽特番から出演歌手傾向および地上波テレビ局の動向を読む (2023年・途中経過版)

このブログでは毎年、夏および冬に放送される地上波音楽特番の出演者についてまとめています。2022年冬および2023年夏の音楽特番については下記エントリーにて掲載しました。 11月から年末にかけての分については、『NHK紅白歌合戦』(NHK総合ほか 以下”紅白”…

国内盤シングルCDもリリースの一方でストリーミングは…日本の洋楽における現状を今一度考える

このブログでは一昨日、ザ・ビートルズ「Now And Then」のチャート動向についてお伝えしました。 この「Now And Then」、日本では次週のチャートで上昇する可能性を持ち合わせています。この曲にフィジカルセールス指標が加算されるためです。 なお今回はビ…

【ビルボードジャパン最新動向】「唱」の勢い、そして男性アイドル/ダンスボーカルグループの動向を分析する

最新11月15日公開分ビルボードジャパンソングチャート(集計期間:11月6~12日)ではAdo「唱」が3週連続、通算7週目の首位を獲得しました。 【ビルボード】Ado「唱」が通算7度目となる総合首位、IMP.とキンプリの新曲が続く https://t.co/sCkO3rCdtd — Billboa…

アイドルやK-POP歌手の選出基準や旧ジャニーズ事務所所属歌手の今後等、今年の紅白について考える

『第74回NHK紅白歌合戦』(NHK総合ほか 以下"紅白"と記載)の出場歌手が一昨日発表され、それを踏まえた出場歌手分析ならびに私見を同日記載しました(下記リンク先参照)。 今回はその続きとなります。

旧ジャニーズ事務所所属歌手のメディアにおける"共演"について、ふたつの注目点を記す

旧ジャニーズ事務所初代社長による性加害問題は絶対に解決させなければなりませんが、同時にその問題を加速させてしまったエンタテインメント業界各所の慣習、ならびに宿っている空気もまた変わらなければなりません。 このブログでは日々追いかける音楽チャ…

前週および当週の上位初進出曲におけるCHART insightから、真のヒット曲に成るかを読む (2023年11月8日公開分)

今回のエントリーでは、ビルボードジャパンソングチャートにおいて前週上位に初めて進出した曲の翌週動向、そして最新週における上位初進出曲の状況をチェックし、真の社会的ヒット曲に成るかを読みます。前週のエントリーはこちら。 最新のソングチャートに…

(追記あり) 『第74回NHK紅白歌合戦』出場歌手を予想する (最終予想)

(※追記(11月13日20時09分):紅白の出場歌手が11月13日に発表されたことを踏まえ、出場歌手の傾向を分析したエントリーを記載しました。このエントリーの最後にリンクを掲載しています。) 大晦日に放送される『第74回NHK紅白歌合戦』(NHK総合ほか 以下”紅白”…

前週および当週の上位初進出曲におけるCHART insightから、真のヒット曲に成るかを読む (2023年11月1日公開分)

今回のエントリーでは、ビルボードジャパンソングチャートにおいて前週上位に初めて進出した曲の翌週動向、そして最新週における上位初進出曲の状況をチェックし、真の社会的ヒット曲に成るかを読みます。前週のエントリーはこちら。 最新のソングチャートに…