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旧ブログ名:face it。音楽チャートアナライザーとして、ビルボードジャパンや米ビルボードのソングチャートなどを紹介します。

米ビルボード、新人ジデーナによる「Classic Man」が上昇中

映画『ワイルド・スピード SKY MISSION (原題:Furious 7)』サントラ収録曲、ウィズ・カリファ feat. チャーリー・プース「See You Again」が通算11週目の1位を獲得した、最新となる7月11日付の米ビルボードThe Hot 100。欧州でいち早くブレイクしたオーミ「Cheerleader」が3位に上昇し次の1位を伺っていますが、今回気になったのは16ランク上昇し34位につけた、ジデーナ feat. ローマン・ジャンアンサーの「Classic Man」。

シンプルなトラックに、レゲエテイストのジデーナの声が心地良いトラック。そしてミュージックビデオの最後に登場する、帽子から前髪がおもいっきりはみ出た女性ってジャネル・モネイ(ファン「We Are Young」にフィーチャーされていた方、というと解る方もいらっしゃるはず)ですよね。

実はジデーナ、そして客演名義のローマンは共に、ジャネル・モネイが設立したレーベル、”Wondaland Records”に所属しており、来月にレーベルコンピレーション(EP)がリリース予定なのです。そして「Classic Man」はそこからの先行シングルとなっています。

ジャネル・モネイのレーベルがエピックと契約、ジャネル新曲も含むEPを5月に | bmr(2月14日付)

EPは8月14日リリースに延期されています。米iTunes Storeのリンク先は下記に。

iTunes - Music - Wondaland Presents: The Eephus - EP by Various Artists(日本では未登録)

EPからの2曲目のシングルとなる、ジャネル本人がジデーナを客演ラッパーとして迎えた「Yoga」(→YouTube(Audio))も最新米ビルボードチャートで93位に初登場。また、ローマンの代わりにケンドリック・ラマーを招いた「Classic Man」の新バージョン(→YouTube(Audio))も登場しており、共にEPに収録。これら3曲は、EPを予約購入するといずれも先行ダウンロード可能となっています。

 

チャートを見る限り、「Classic Man」は他曲に比べて勢いがあり、もしかしたら次の台風の目になり得るのではないかと。声とメロディ、アレンジが個人的にはクセになっていて、中毒性高い楽曲のような気がします。この曲が大ヒットして、文字通りのクラシック(名作、古典)となる可能性は低くないかもしれませんね。