イマオト - 今の音楽を追うブログ -

旧ブログ名:face it。音楽チャートアナライザーとして、ビルボードジャパンや米ビルボードのソングチャートなどを紹介します。

ベイビーフェイスの新曲が心地良すぎる

最近のお気に入り。アルバム発売が待ちきれず配信を購入するほど、素晴らしい一曲です。

Babyface「We've Got Love」

大人の色香も纏いながらワクワク感も同居してる、まごうことなきベイビーフェイス節。昨年発売したトニ・ブラクストンとの共演作『Love, Marriage & Divorce』で今年のグラミー賞(ベストR&Bアルバム)を受賞するなど、今あらためて脂が乗っている彼がいよいよオリジナルソロアルバムとしては10年ぶり(!)となる作品をリリースするとアナウンス。そのタイトルを見て、ワクワク感がより強くなりました。

自身10作目となるソロ・アルバムは、『Return Of The Tender Lover』というタイトルになるという。これは、ベイビーフェイスが1989年にリリースし、“Whip Appeal”や“It’s No Crime”といったトップ10ヒットを生んだセカンド・アルバム『Tender Lover』へのオマージュが込められたもの。新曲8曲が収録されるという。昨年のインタビューでは、「音楽的な意味でフィール・グッドなアルバムになる。全編スロウなアルバムにする必要はないから。グルーヴがあるんだ。ダンス・ミュージックという意味ではなく、グルーヴのある曲ということ」と話していた。

ベイビーフェイス、10年ぶりオリジナル新作は『リターン・オブ・ザ・テンダー・ラバー』 | bmr(8月14日付)

最新のビルボード、9月5日付のアダルトR&Bチャートでは19位に初登場。今秋予定のアルバム発売が正式に決まれば、チャートアクションもより勢いが出てくることでしょう。純粋に好い曲だけに、総合チャートでも好成績を残してくれたならなあと願っています。

ちなみに同チャートで、「No Sleeep」が既に1位を獲得しているジャネット・ジャクソンも、プロデューサーチームのジャム&ルイスと組んだアルバムを今秋リリース予定。共に過去最も勢いがあった時代の作品を彷彿とさせる新譜になる模様ですが、先行曲がいずれも単なる回顧風ではなく現代風にブラッシュアップされていることから、やはり期待せずにはいられません。