イマオト - 今の音楽を追うブログ -

旧ブログ名:face it。音楽チャートアナライザーとして、ビルボードジャパンや米ビルボードのソングチャートなどを紹介します。

ロドニー・ジャーキンスの妻、ジョイ・エンリケスの新譜がもうすぐ

ジョイ・エンリケスの新曲、「Shine」のミュージックビデオが先月末に公開されました。下記リンク先に掲載されています。

『女性の8人に1人が一生涯のうちに乳癌と診断されます』と冒頭で紹介されるこのビデオ。乳癌を克服した人たちとジョイ、そして最後のほうにはジョイと音楽プロデューサーのロドニー・ジャーキンスとの子供であるヘヴンリー・ジョイが高らかに歌い上げる人生讃歌となっています。ゴスペルだけどアコースティックEDM的要素も強く、自然と高揚させられるよう。最後にはEarly Detection Plan™が紹介されており、乳癌啓発を目的としたビデオであることがわかります。日本でもふたたび乳癌への意識が高まっていることから、日本でもこの曲が啓発CM等で用いられてほしいな、と実感。

 

 

ジョイ・エンリケスといえば、「Tell Me How You Feel」のスマッシュヒットでご存知の方もいらっしゃるかもしれません。

ビルボードHot100チャートにはランクインしなかったものの、日本のラジオ局で流れたり好事家の間で評価された…と詳細を書こうとして調べたら、以前弊ブログで取り上げていました。

その後ロドニー・ジャーキンスと結婚し自主レーベルよりゴスペル作をリリースしたジョイ。ゴスペル第2弾(通算3枚目、EPを含めると4枚目)となるアルバム「The Call」を夫ロドニーのレーベルより11月20日にいよいよリリースする模様です(Upcoming Christian Music New Releases | NewReleaseTodayより)。モータウンゴスペル/キャピトルが配給元になるとのことで、2001年のセルフタイトル作以来、実に14年ぶりのメジャー配給作品ということに。「Shine」は収録されるかは不明ですが、先行曲とされる「Hallelujah」もアコースティックEDM的なので、アルバム全体がこの路線になるでしょう(同曲の詳細はbmrに記載されています)。

 

11月はゴスペルの注目作品が多数リリースされる模様で、6日にはデイトリック・ハッドン、そして13日には先行曲がゴスペルチャート首位を独走中のカーク・フランクリンのアルバムも控えています。いずれの作品も非常に楽しみです。