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チャート愛好家。ビルボードジャパンや米ビルボードのソングスチャートなどを紹介します。

米ソングスチャート、アワード効果が反映された週の頂点は

ビルボードソングスチャートを定点観測。

現地時間の11月27日月曜に発表された、12月9日付最新チャート。ポスト・マローン feat. 21サヴェージ「Rockstar」がカミラ・カベロ feat. ヤング・サグ「Havana」の猛追をかわし、7週目の首位を獲得しました。

記事は下記に。

そしてトップ10はこちら。

 

実は「Rockstar」そして「Havana」共に前週同様、チャートを構成する3指標(デジタルダウンロード・ストリーミング・ラジオエアプレイ)のすべてが前週に比べて上昇しているのです。「Havana」はトータルで前週比19%もの大幅アップを果たしているのですが(デジタルダウンロード14%、ストリーミングおよびラジオエアプレイ20%上昇)、「Rockstar」はトータルで11%上昇し逃げ切りました。これはビルボード曰く”ウルトラバイオレント(バイオレンス)”なミュージックビデオが公開されそのポイントが反映されたゆえ。

デジタルダウンロードは前週比10%、ストリーミングは同12%そしてラジオエアプレイは同6%の上昇。これにより、”Rock”がタイトルについた曲ではジョーン・ジェット&ザ・ブラックハーツ「I Love Rock & Roll」(1982)に並ぶ最長1位記録を達成しました。

 

3位は変わらず、リル・パンプ「Gucci Gang」。先週報じた際に『この曲を使ったユーザー参加型ビデオの投稿がストリーミングに大きく影響している模様』と曖昧に書いてしまいましたが、bmrが詳しく報じていますのでそちらを紹介。

耳に残るフレーズは、(bmrの記事でも触れていますが)ミーゴス「Bad And Boujee」もそうでした。この曲もユーザー参加型ビデオが多数登場したことで大ヒットしたのですが、ヒップホップはこういうフレーズを生み出すことでバズる傾向があるのかもしれません。

 

さて、今回のチャートは現地時間の11月19日に開催されたアメリカン・ミュージック・アワード(以下AMAs)の影響が反映されています。AMAsでパフォーマンスされた曲は以下のようなチャートアクションに。

・イマジン・ドラゴンズ「Thunder」(4→4位)

・カリード「Young, Dumb & Broke」(29→22位)

ポルトガル・ザ・マン「Feel It Still」(9→8位)

・デミ・ロヴァート「Sorry Not Sorry」(12→9位)

・セレーナ・ゴメス&マシュメロ「Wolves」(51→20位)

「Wolves」のみ公式パフォーマンス動画がなかったためミュージックビデオにて。「Thunder」は順位こそ変わらずですが全ての指標が上昇しています。

 

そんなAMAs効果の中にあって、今月初旬のミュージックビデオ公開効果がじわじわ出てきているのがエド・シーラン「Perfect」。デジタルダウンロードは減少したものの、ラジオエアプレイでは前週比10%上昇し同指標6位、そしてストリーミングはなんと前週比61%もの大幅増。公開後少し経つのになぜ今...とは思いつつビデオを見てみると。

なるほど、クリスマス感が出ているビデオなんですね。となると12月後半にこの曲がピークを迎える可能性は十分ありそうです。