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旧ブログ名:face it。音楽チャートアナライザーとして、ビルボードジャパンや米ビルボードのソングチャートなどを紹介します。

次回の米ソングスチャート、遂にドレイクの15週天下にピリオドか? 米ビルボードが推測

以前も少し触れましたが、チャイルディッシュ・ガンビーノによる強烈なメッセージソング「This Is America」が旋風を巻き起こしています。ミュージックビデオについては下記bmrで観ることが出来ますが、【閲覧注意】だと、強く前置きさせていただきます。

曲の内容について、【閲覧注意】とした理由、さらにはチャイルディッシュ・ガンビーノの簡単な紹介は上記bmrでチェックできます。そしてこの曲、次週の米ビルボードソングスチャートでドレイクが4週連続で首位をキープしている「Nice For What」から初登場でその座を奪うのではないか、と米ビルボードが推測しています。ドレイクは「Nice For What」に首位を明け渡した「God's Plan」が11週連続で首位に居続けたことで、通算15週連続で首位を記録中。このドレイク天下に風穴を明けんとしているのがチャイルディッシュ・ガンビーノの「This Is America」なのです。

現段階でのおおよその数字をチャート構成指標毎にみてみると、「This Is America」はミュージックビデオおよびNBCサタデー・ナイト・ライブ』での効果もあり、ストリーミングが5000万、デジタルダウンロードが60000、ラジオエアプレイが800万。一方「Nice For What」はストリーミングが4500万、デジタルダウンロードが20000そしてラジオエアプレイが7000万となっています。初登場週はラジオエアプレイに弱いのが定説ではありますが、デジタル2指標でのリードはラジオエアプレイの差を埋めるに十分、と上記記事では報じています。仮に首位を獲得すれば、初登場での首位獲得は31曲目、チャイルディッシュ・ガンビーノにとっては昨年12位まで上昇した「Redbone」を大きく上回る自己最高記録となります。注目しましょう。

 

さて、この「This Is America」について、自分は以前この曲への違和感を記載しました。が、この曲のメッセージが社会を良い方向に変えるのならばアリだと思います。とはいえ自分は未だ観ることが出来ませんが...。