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旧ブログ名:face it。音楽チャートアナライザーとして、ビルボードジャパンや米ビルボードのソングチャートなどを紹介します。

山下智久のInstagram開設は、ジャニーズ事務所所属歌手の楽曲がデジタル解禁されることの布石か?

ジャニーズ事務所所属歌手がデジタルに前向きな動きをすると称賛で迎えられる…その都度そんな現象が起きています。デジタルに明るくなるのは喜ばしいことですが、元来それがエンタテインメント界の標準であることを考えれば、当該事務所は早急に遅れを取り戻すことが必要だと思います。

とはいいつつ、一昨日の山下智久さん公式Instagram開設には素直に驚かされました。

そして、山下さんが第一号となったことに強く納得した次第。というのも山下さんはすでに、ごく一部ながら自身の楽曲を、フル尺でデジタルダウンロード解禁しているからなのです。

今年リリースされたシングル「Reason」はビルボードジャパンソングスチャートを構成する指標の一つ、デジタルダウンロードで100位以内にランクイン。調べていくと、デジタルに明るくないジャニーズ事務所所属歌手がフル尺で、レコチョク限定ですが解禁していたのです。この”レコチョクでフル尺デジタルダウンロード解禁”はV6等にも見られていますが、自分が「Reason」をブログで取り上げたこともあってかデジタルダウンロードのiTunes Store他サービス解禁やストリーミング、ミュージックビデオフル尺公開等は山下智久さんが先陣を切るものと捉えており、Instagram開始はその前兆では…と思うのは流石に期待しすぎでしょうか。

ちなみに、レコチョクでは多くのジャニーズ事務所所属歌手の作品がデジタルダウンロード解禁となっていますが、フル尺でのダウンロードが可能なのはジャニーズ事務所関連のレコード会社ではなく、ソニー(山下智久さん在籍)やavex(V6やKis-My-Ft2在籍)等。デジタルでのプロモーションはジャニーズ事務所関連のレコード会社以上に熟知しているだろうことから、それらレコード会社の手助けでジャニーズ事務所所属歌手の作品が徐々にデジタル解禁するという流れが生まれるかもしれません。

 

山下智久さんの次のシングル、自身が主演を務めるドラマ『インハンド』(TBS 金曜22時)の主題歌「CHANGE」は6月19日に発売。淡い期待を抱いてみようと思います。