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今日から首都圏ラジオ局は聴取率調査週間…今週のラジオの動き、そして私見を記す

首都圏ラジオ局は今日から1週間、聴取率調査週間に入ります。個人的に気になる動きを追いかけていきます。

 

前期も聴取率首位を獲得したTBSラジオ(この件に関してはこちらの見出しで確認出来ます)、本日放送の『たまむすび』(月-金曜13時)よりパーソナリティの赤江珠緒さんが復帰。またJ-WAVEでは金曜朝の『-JK RADIO- TOKYO UNITED』(金曜6時)にジョン・カビラさんが復帰します。カビラさんは喉のポリープ除去手術等を終え、そして赤江さんは新型コロナウイルス感染から回復。

赤江珠緒さんはテレビの情報番組を担当されていたこともあり、自身の経験談や現場で聞いたこと等を数回に渡ってラジオ局に報告。ジャーナリストとしての姿勢に感銘を受けた方は少なくないでしょう。一方でその報告が自身の番組『たまむすび』ではなく同じTBSの別番組、『荻上チキ Session-22』(月-金曜22時)だったことに個人的には引っ掛かりを覚えた次第です。

『たまむすび』でも全文が掲載されていますが、赤江珠緒さんをはじめ出演者陣がこの番組については”(いい意味で)聴いた後に何も残らない”がコンセプトだと幾度となく口にしています。そのことはよく解るものの、しかしここまではっきり棲み分けさせないといけないのはやりすぎではないかと思うのです。

これは邪推かもしれないという前提で書きますが、おそらく『たまむすび』は未だに前番組『小島慶子 キラ☆キラ』(2009-2012)の影を引きずっているのではないでしょうか。特に火曜や、前任の木曜パートナーの方が小島さんを、その名を出さずとも悪い意味でイジるのを何度か耳にしていますし、リスナーもTwitter上で『たまむすび』ハッシュタグを用いて小島さんを蔑視する姿勢を幾度となく目にしてきました。『キラ☆キラ』の関係者で小島さんに好意的且つ今でも交流があると名言しているのはRHYMESTER宇多丸さんくらいではと捉えています。小島慶子さんが番組を離れた理由、フリーアナウンサーになった理由を快く思っていない方は少なくないかもしれませんが個人的にはその理由に納得出来ますし、なにより『たまむすび』ははじまってから既に9年目となり『キラ☆キラ』の倍以上の年月を歩んでいるのですから、未だ比較対象をみつけて貶すことで番組の価値を上げる必要はないはずです。また、おそらくは『キラ☆キラ』が小島慶子さんの真面目さも反映された番組ゆえに『たまむすび』の番組コンセプトにはその反動が生じているのかもしれませんが、新型コロナウイルスの件については堂々と『たまむすび』で話して好いのではないかと思います。

 

聴取率調査週間に合わせて毎回放送されるTOKYO FM『村上RADIO』については次回放送もこの調査週間最終日に放送されます。

この番組の内容の高評価は耳にします。自分はその内容自体について否定するつもりは一切ありません。ただしこの番組のためにたとえば前週も”プレ”スペシャルを組むなど、村上春樹さん推しが強すぎないかと思うところはあり、あらあめて記載します。

 

TBSラジオに話を戻すと、『久米宏 ラジオなんですけど』(土曜13時)が今月いっぱいで終了することが明らかになりました。6日の番組冒頭で久米宏さん本人が語っています。

(radikoタイムフリーは13日29時まで聴取可能です。)

終了に関する発言は、みやーんさんが書き起こしされています。

ここで気になったのは”打ち切り”という言葉。この引っ掛かりを踏まえ、私見をつぶやきました。

言い間違い、または滑舌については気にならなかったと言われれば嘘になりますが、しかし自分は気にしすぎるほどではありませんでした。ただ久米宏さんはアナウンサー出身であり、ご本人にとっては難しい問題だったのかもしれません。しかしやはりこのタイミングでの終了には違和感を覚えた次第。

久米宏さんは昨年7月、『あさイチ』(NHK総合 月-金曜8時15分)に出演しています。

この回も含め、久米宏さんを政府が気に入らなかったのでは考えるのは、先週発覚した官邸のメディア監視報道を踏まえれば自然なことだと考えます。『あさイチ』やラジオ番組が対象外であったとしても、気に入らない方を貶すという姿勢はこの監視問題から如実に表れているのではないでしょうか。

(個人的には、様々なメディアで政府が批判された(ただし決して誹謗中傷ではない)タイミングで、必ずといっていいほどその批判した者を誹謗中傷する特定のTwitterアカウントの存在を疑問視しているのですが、そちらについても邪推されかねないのでは?と思うのです。)

この件においては、監視対象の有無に関わらずテレビやラジオといったメディアがスクラムを組んで政権に対し問い質さないといけないと思うのです。しかし官邸によるメディア監視の問題はそれらメディアからは浮かび上がらず、個人の方が雑誌媒体と組んだことで発覚したわけです。屈していたと思われてもおかしくなく、そしてその結果が様々な番組の終焉だったのではないでしょうか。

自分はこの思いを強く抱いた次第です。