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ドレイクが史上初となる40曲目のトップ10入りを達成、次週はテイラー・スウィフトが席巻か…8月1日付米ビルボードソングスチャートをチェック

ビルボードのソングスチャートをチェック。現地時間の7月27日月曜に発表された8月1日付最新ソングスチャート、ダベイビー feat. ロディ・リッチ「Rockstar」が通算7週目の首位を獲得、そしてドレイクが史上初となる40曲目のトップ10入りを果たしました。

前週はジュース・ワールドの遺作『Legends Never Die』がアルバムチャートに初登場したタイミングでトップ10のうち半数をジュース・ワールドが占めましたが、今週はマシュメロとの「Come & Go」が9位に入ったのみ。代わりに今週は2曲の初登場を含む3曲がトップ10入り、ハリー・スタイルズ「Watermelon Sugar」が返り咲きを果たしています。

5週連続、通算7週目の首位を獲得したダベイビー feat. ロディ・リッチ「Rockstar」はストリーミングが前週比7%ダウンの3620万(同指標1位)、ダウンロードが同6%ダウンの11000(同指標5位)とダウンした一方、ラジオエアプレイは同5%アップの6210万となりこの指標で2位に上昇しています。このラジオエアプレイを今週も制したのはザ・ウィークエンド「Blinding Lights」(総合4位)。前週比2%ダウンしながらも7470万を獲得し、これで同指標16週目のトップに。1990年12月からはじまったラジオエアプレイチャートではマルーン5 feat. カーディ・B「Girls Like You」(2018)、マライア・キャリー「We Belong Togehter」(2005)およびノー・ダウト「Don't Speak」(1996)に並ぶ歴代2位タイとなり、グー・グー・ドールズ「Iris」(1998)の持つ18週首位まであと2週に迫っています。

2位にはジャック・ハーロウ feat. ダベイビー、トリー・レーンズ & リル・ウェイン「Whats Poppin」が浮上。上記に掲載した客演参加版ミュージックビデオがストリーミングおよびダウンロード指標の集計期間初日にあたる17日金曜に解禁された効果で、ストリーミングは前週比19%アップの3330万(同指標2位)、ダウンロードは同36%アップの6000(同指標13位)と共に2桁成長を達成。ラジオエアプレイも前週比5%アップの3780万(同指標18位)を獲得しています。

「Whats Poppin」の客演参加版ミュージックビデオの解禁と同じく17日金曜にリリースされた、DJキャレドとドレイクとのコラボ作品2曲がトップ10入りを果たしました。3位には「Popstar」が、8位には「Greece」がランクイン。ストリーミングは「Popstar」が2840万(同指標3位)、「Greece」が2210万(同指標4位)。ダウンロードは「Popstar」が15000(同指標1位)、「Greece」が9000(同指標7位)となり、またラジオエアプレイは共に同指標50位未満ながら「Popstar」が1310万、「Greece」が350万を獲得しています。これでDJキャレドはトップ10入りが6曲となり、そしてドレイクはこれまでトップタイだったマドンナ(38曲)を抜いて単独トップに躍り出たのみならず、史上初となる40曲目のトップ10入りを達成しました。トップ10入り曲数では3位にザ・ビートルズ(34曲)、4位にリアーナ(31曲)、5位にマイケル・ジャクソン(30曲)と続きます。

10位にはクリス・ブラウン&ヤング・サグ「Go Crazy」が、前週から19ランクアップし初のトップ10入り。こちらもストリーミングおよびダウンロードの集計期間初日となる17日金曜にミュージックビデオを解禁した効果で、ストリーミングが前週比38%アップの1650万(同指標15位)、ダウンロードが同59%アップの5000(同指標17位)と大幅上昇。またラジオエアプレイは同1%アップの3490万(同指標20位)を獲得。クリス・ブラウンにとっては16曲目、ヤング・サグは3曲目のトップ10入りとなります。

 

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#Hot100 (chart dated Aug. 1, 2020)

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[今週 (前週) 歌手名・曲名]

1位 (1位) ダベイビー feat. ロディ・リッチ「Rockstar」

2位 (3位) ジャック・ハーロウ feat. ダベイビー、トリー・レーンズ & リル・ウェイン「Whats Poppin」

3位 (初登場) DJキャレド feat. ドレイク「Popstar」

4位 (4位) ザ・ウィークエンド「Blinding Lights」

5位 (8位) セイント・ジョン「Roses」 

6位 (6位) ミーガン・ジー・スタリオン feat. ビヨンセ「Savage」

7位 (11位) ハリー・スタイルズ「Watermelon Sugar」

8位 (初登場) DJキャレド feat. ドレイク「Greece」

9位 (2位) ジュース・ワールド × マシュメロ「Come & Go」

10位 (29位) クリス・ブラウン&ヤング・サグ「Go Crazy」

さて次週はなんと言っても、24日金曜にサプライズリリースされたテイラー・スウィフトのニューアルバム『Folklore』から何曲がトップ10入りを果たすかに注目。フィジカル施策を活用したこともありアルバムセールスも強いだろうことが予想されるのみならず、サブスク等の再生回数に基づくストリーミングの強さがアルバム/ソングス双方のチャートにも波及することが見込まれます。たとえばSpotifyの動向を見るとリリース日に収録された16曲が16位までを独占しており、ソングスチャートへの大量エントリーは間違いなさそうです。本来はリリースが見込まれていたカニエ・ウェストのニューアルバムが未だ出ていないこともあって尚の事テイラーの一人勝ちと言える状況ですが、果たしてソングスチャートも制することができるのかに注目です。個人的にはこの『Folklore』が、『1989』以来となるチャートや賞レースでの本格的な復権につながるのではと注目しています。