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青森県在住。毎週日曜日17時から、FMアップルウェーブ発の番組の一員として参加。音楽・ラジオ好きによる"日々の音"やメディアの話

日本版グラミー賞の主要部門ノミネーションをシュミレートしてみる(2018年度版) & レコード大賞へのストレスをポジティブな力に変えよという願い

ここ数年の恒例となっている、日本版グラミー賞があったなら...と仮定しノミネーションを考える企画。3年目になりました。過去2年はこちら。

そしてこの仮定の"意義"については2016年版に加え、下記にも記載しています。

 

さて、ここからは昨日の今日における"苦言"。

昨日発表された日本レコード大賞乃木坂46シンクロニシティ」には数多くの否定的な意見が散見されましたが、その多くが非難というか怒号だったのが個人的にはめちゃめちゃ強い違和感でした。今年新たにこれらの問題点を提示したのですが、上記エントリー("…まずやるべきことがある")で指摘したものが何ら解決されていないように思えてなりません

日本レコード大賞のみならず、政治的なものから社会的、またはごくごく小さな問題(トラブル)であれ、物事が解決しさらに次に同種の問題を再燃させないための行動に進む理想的なプロセスに至るとは到底考えにくく、瞬発的に吠えるだけでは来年以降も同種の問題が出るだけ、そしてまた吠えるだけでは?と思うのです。それでは結局何も変わりませんよね。そういう人の怒号等非難ばかりが目に付き、心底悲しくなった自分がいます。

一つの提案として。

"#ブリ活"についてはこちらをご参照ください。

努めて冷静に、そして瞬発的ではなく持続的に行動しないと、これからもこのままです。自分にとってはこのブログがひとつの活動拠点でもあります。

 

 

 

話を戻して。

今年から本家グラミー賞が主要部門のノミネーションを5→8作品(歌手)と拡大したことに伴い、ここでも8作品(歌手)取り上げます。私見は極力控え、ビルボードジャパンチャートなどを参照に、選んでみました。

○日本版グラミー賞 主要4部門ノミネート一覧

 ・対象:2017年12月~2018年11月発売の作品より選出

     (ちなみに米グラミー賞は2017年10月発売からの1年間)

 ・新人賞(Best New Artist)についてはメジャーデビューしてからアルバム1枚以上リリースした歌手が対象(しかしながらその限りではない)

セレクトは12月30日午前に完了しました。

Record Of The Year (最優秀レコード賞)

・「今夜このまま」あいみょん

・「シンデレラガール」King & Prince

・「ガラスを割れ!」欅坂46

・「さよならエレジー菅田将暉

・「U.S.A.」DA PUMP

・「Candy Pop」TWICE

・「ドラえもん星野源

・「Lemon」米津玄師

特にこの部門においては、こちらを参考に選出してみました。

チャートの上位には乃木坂46シンクロニシティ」も入りますが、アイドル曲では欅坂46やTWICEのほうが世間へのインパクトはより上かと。また今年ストリーミング指標を賑わせたあいみょん(の楽曲の中でも、ドラマとの相乗効果が素晴らしかった)「今夜このまま」も選出。

 

Song Of The Year (最優秀楽曲賞)

・「今夜このまま」あいみょん

・「あなた」宇多田ヒカル

・「さびしさ」折坂悠太

・「Stand By You」Official髭男dism

・「シンデレラガール」King & Prince

・「アイデア星野源

・「Be Myself」三浦大知

・「Lemon」米津玄師

こちらはソングスチャートを基準にしつつ、特にラジオエアプレイ指標の高い曲を選出。アイドルの王道を進む曲の展開も見事でしたが、心に宿る光と影、遺された者の思いを描いた曲も素晴らしかったですね(そういった曲が大ヒットしたのはなにげに凄いことかもしれません)。そして折坂悠太さんは好事家を主体に話題になったこともあり選びました。

 

Album Of The Year (最優秀アルバム賞)

・『初恋』宇多田ヒカル

・『平成』折坂悠太

・『ソングライン』くるり

・『HOLY LIFE MULTI SOUL』cero

・『AINOU』中村佳穂

・『球体』三浦大知

・『重力と呼吸』Mr.Children

・『Everybody!!』WANIMA 

ビルボードジャパン年間アルバムチャートでトップ10入りしたオリジナルアルバム、およびメディアやTwitterでの個人単位での年間チャートを確認し、バランスよく選出。先述した折坂悠太さんおよび中村佳穂さんはじわじわと話題になり、三浦大知さんのコンセプト作は好事家の話題を独占した印象が。漢字二文字の作品が3作品というのはなんだか面白いですね。

 

Best New Artist (最優秀新人賞)

・Uru

Official髭男dism

・折坂悠太

小袋成彬

・King & Prince

・中村佳穂

・Nulbarich

・RIRI

この賞においては、日本レコード大賞にしても、また先日ノミネーションが発表されたSPACE SHOWER MUSIC AWARDS 2019にしても基準が曖昧になっているように考えます。というのも、インディ時代から活躍しメジャーで処女作を出した歌手もいれば(それゆえ初めて市場に出回った作品から既に数年が経過している、ということも)、インディでアルバム2作目の歌手もいて、"メジャーデビュー1年目のみ"を対象にすると漏れる歌手が多いのではと。事実今年のグラミー賞では同賞をメジャーファーストアルバムリリース後でそのアルバムが前年のグラミー賞集計期間にかかっていたアレッシア・カーラが獲っており、この基準はいい意味で変わっているのかもしれません。そしてここでは好事家の評判も高い折坂悠太さん、中村佳穂さんに加え小袋成彬さんも選出しています。

 

 

以上主要4部門、いかがでしょうか。

前々から書いていますが、音楽業界には”グラミージャパン”的な賞の創設は必要です。世界に誇る音楽賞が形骸化しているという指摘ばかりが目立つ一方で、指摘する方々が前向きな意見を提示しないのはなんだかなあと思うのです。是非、日本版グラミー賞を作って欲しいと切に願います。

 

 

 

というわけで、今日から日々更新モード5年目に突入した弊ブログに、今年1年お付き合いいただき誠にありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。